上田 祐輔 (Stanford USA/2016.4〜)

      2017/06/21

上田 祐輔/Yusuke Ueda MD

「留学国、都市」 USA, Stanford, CA

「卒業大学、卒業年度」浜松医科大学 2005年卒業

「日本での所属」船橋整形外科病院スポーツ医学センター、東京医科歯科大学臨床解剖学分野

「専門分野もしくは興味のある分野」肩肘関節外科、スポーツ医学

「留学先」Department of Orthopaedic Surgery, Stanford University Medical Center

「留学期間」2016.4~2018.3(予定)

「ポジション」Visiting Scholar

「留学の動機や目的」

  • 学生時代から米国や異文化の中で学ぶことの面白さを感じていた。
  • 家族と異文化の中で生活してみたかった。
  • 日本の忙しい臨床を一度離れて今後のキャリアを見直したかった。
  • 米国の医療レベルを肌で感じたいと思った。
  • シリコンバレーでどんな面白い研究、イノベーションが起こっているのか現地で感じ、あわよくば関わってみたいと思った。

「留学中の主な活動内容」

Stanford Universityという場所に行って見たいという気持ちが最初にあり、日本の勤務先の上司から臨床も研究も活発な方として肩関節外科医の先生を紹介してもらいました。Hostとのメールのやりとりなどで、手術見学しつつ臨床データも十分にあるので肩関節鏡手術、人工肩関節置換術revision caseなどを中心に臨床論文を書いたらいいだろう、その他基礎研究の準備もあるといわれ渡米しました。渡米してみると全然患者さんもフォローできておらず論文を書くようなデータは揃っておらず、基礎実験も希望するも走り出さず、手術見学も数ヶ月で満足してしまい困りました。Hostに話が違うと訴えつつ、術後患者さんをフォローアップのため呼び出したりでデータ集めをして論文作成をしました。基礎研究は、当初のHostとは別の手の外科医の先生の下、「ラットの骨髄幹細胞シートを用いた腱縫合の早期治癒モデル」などの実験を行って、時間の限り続編の動物実験を行う予定です。

「経歴」

1999.3   桐蔭学園高等学校卒業

2005.3   浜松医科大学医学部医学科卒業

2006.4   東京医科歯科大学付属病院研修医

2007.4   国家公務員共済組合 横須賀共済病院研修医

2008.4   自治医科大学さいたま医療センター整形外科・集中治療部

2010.4   埼玉医科大学総合医療センター高度救命救急センター

2012.4   船橋整形外科病院勤務

2015.4   東京医科歯科大学大学院 臨床解剖学分野(社会人大学院)

 

「これから留学を志す方へアドバイスやコメント」

私はStanford Universityという場所に憧れて、何をするのか決めずに渡米したのですが、何をするのか定まっていないことが面白くもあり、宙ぶらりんで苦しくもありましたが、留学後1年経過してだいぶ自分の居場所ができた気がします。何か論文を書いたりするなら1年では短く、2年あったほうがいいと思います。トラブルやうまくいかないことも多いですが、それも含めて留学の醍醐味だと思えるようになりました。

サンフランシスコ〜シリコンバレーは家賃の高騰が激しく、2 bed roomの家で$3500/monthを支払うことが大変でした。私は留学先で無給なので、奨学金や日本の家を賃貸に出すこと、妻の貯金のお世話になるなど色々幸運に恵まれて2年の滞在を全うできそうです。

シリコンバレーは研究以外にも世界中の面白い人が集まり、面白い出会いがいっぱいあり、カリフォルニアの青空の下、家族で来て本当に素晴らしい経験ができていると思います。Department of Orthopaedic Surgery, University of California San Franciscoの長尾正人先生を中心とするサンフランシスコベイエリア整形外科医の会という、米国で勤務される医師と日本から留学する整形外科医師の会で活発に交流させてもらい、日本人間の横のつながりが広がったのも留学の醍醐味だと思います。

 - Stanford USA